こんにちは!
神奈川県横浜市を拠点に交通誘導警備・イベント警備を行っております、株式会社イージス代表の吉岡忠です。
現在、私は妻と2歳半の息子との3人暮らし。
いわゆる“核家族”というやつです。
私の父母はとうに亡くなっているので、息子にとってのおじいちゃん、おばあちゃんに当たる人は妻の父母のみ。
祖父母の存在というのは家族にとってとても大切です。
夫婦にとっては忙しい時に面倒を見てくれたり、自身がしてきた子育ての経験知を教えてくれる頼りになる存在、子どもにとっては遊んでもらったり昔ばなしをしてくれたりおもちゃを買ってくれたりする存在だからです。
私自身も祖父母に可愛がられていたので親になったいま、その存在の大きさを身に染みて実感しています。
日本では戦後から徐々に核家族化が進んでき、お年寄りがいかに大切な存在かという感覚が薄らいできているような気がします。
ですから
「高齢者は集団自決した方がいい」
などという暴言を吐くジャーナリストまで出現してきてしまうのです。
私が育った家は祖父母も同居していたので仏壇もあり、先祖の写真が飾られ、毎朝お線香をあげて手を合わせておりました。
そして先祖の写真の系譜を祖父母から聞いたり戦時中の大変な時代の話を聞く。
そういうことを繰り返して自然とお年寄りへの尊敬心が醸成されてくるのだと思います。
日本は昔からお年寄りを大事にしてきた社会です。
核家族化によりその意識が薄らいできている事を、私は危惧しています。