こんにちは!
神奈川県横浜市を拠点に交通誘導警備を行っております、株式会社イージス代表の吉岡忠です。
ホンダの創業者、本田宗一郎氏です。
私が尊敬する経営者の一人。
4輪、2輪ともレースの世界で1番になり、全くのゼロスタートから“世界のホンダ”にした創業者です。
他にも大好きな日本の経営者はたくさん居るのですが、私が憧れを抱いているのはみんな昭和の時代の経営者です。
なぜ昭和の経営者に憧れているかといえば、彼らの反骨精神が好きなのです(※反骨精神=大きな権力や不利な状況に負けることなく自分の信念を貫き通す精神)。
考えてもみて下さい。
彼ら昭和の経営者は敗戦後、焦土と化した日本で、何もないどころかあらゆる権利や財産を奪われた状態でスタートしたのです。
そのような絶望的な状態から『立ち上がろう!』と覚悟をした人たちが昭和の経営者。
そして命懸けで働き、高度経済成長という世界でも未曾有の復活劇を遂げ、80年代には世界有数の経済大国となったのです。
ただ、『命懸け』と言ってもそこに悲壮感は見られません。
彼らの映像を見るとカメラの前で活き活きと喋っている。
幾度も苦境に陥ったでしょう。
それなのに何故、あんなにも活き活きと喋る事ができるのか。
夢があったからです。
夢を持ち、追いかける人にはその夢の大きさに比例したエネルギーが湧いてくるのです。
本田宗一郎は本田技研工業創業の日に、ミカン箱の上に立って従業員にこう宣言したそうです。
「ホンダは世界一になる。世界一じゃなきゃ日本一じゃねぇんだ!」
昭和の経営者たちは皆、敗戦してボロボロになった日本を、世界一にしてやろうという気概に溢れていたのでしょう。
日本人にはこのような反骨精神が備わっている。
だからこそあらゆる危機から復活し、現在があるのです。
そう感じている人は少ないと思いますが、日本も今、国の存亡の危機です。
食、土地、エネルギーと、あらゆる分野で外資に浸食されています。
いまこそ、本来備わっている我々の日本人としての反骨精神を思い出す時です。