こんにちは!
神奈川県横浜市を拠点に交通誘導警備・イベント警備をおこなっております、株式会社イージス代表の吉岡忠です。
私の家(吉岡家)の菩提寺は有り難いことにわりと近くにあるので、お墓参りにはよく行きます。
東京都台東区にある龍泉寺というお寺なのですが。


この辺りの地名は『竜泉』といい、こちら龍泉寺があるので『竜泉』という名が付けられた、由緒ある真言宗のお寺です。

台東区ですから下町の雰囲気もありつつ周りはビルが立ち並び、しっかり都会です。
お墓参りへは子どもの頃からよく両親に連れて来られており、基本的な風景はあまり変わってはいないのですが、空が狭くなったような気がします。
この日は雲一つない快晴でしたが、青々とした空が窮屈そう。
人は心が大きく動いたときに空を見上げますが、見上げた空が小さかったら…
心まで小さくなってしまうのではないでしょうか。

こちらのお寺には井戸があり、お墓にあげるお水はこれで汲みます。
息子は大喜びでキコキコ。

私が子どもの頃も息子と同じように喜んで水を汲んでいました。
両親はそんな私を微笑ましく見ていたことでしょう。
いま、私と妻が息子を眺めているように。

その両親は、いまはお墓の中。
生前、息子の顔を見せてやることが出来なかったことは、いまでも残念に思います。

だからせめて、こうして定期的に息子を会わせに来るようにしています。
インドにて仏陀が創始した仏教は、チベット、中国を経由し日本に伝わる過程で独自の発展を遂げました。
仏陀の教えは現に生きている人が幸せになる為の”哲学”であり、実は宗教ではありません。実際、仏陀は自身の葬式も、墓を建立することも弟子には禁じていました。
葬儀や先祖供養を大切にするのは日本の『仏教』です。
『守』『破』『離』
仏陀の思想と日本の風土や文化を混ぜ合わせ、信仰の域にまで昇華させたそんな日本の仏教が、私は好きです。
無事にお墓参りを済ませ、見上げた東京の狭い空はどこまでも碧く、さっきまで感じられなかった『深さ』がありました。



