こんにちは！
神奈川県横浜市を拠点に交通誘導警備・施設警備を行っております、株式会社イージス代表の吉岡忠です。
大東亜戦争。
白人による植民地支配からアジア諸国を開放する為に、日本人が身を賭して戦った戦争。
しかし、我々はそのように教えられてきませんでした。
日本人がアジアを植民地化し、アメリカに奇襲を仕掛けた、日本が悪い戦争であると。
残念ながら真実は隠蔽され、学校ではこのような反日的な教育がなされています。
私もそのような教育を受けたので、大人になるまでは先の大戦は“日本が悪い”と思い込んでおりました。
しかしそのような戦後教育がなされるまでは殆どの日本人が大東亜戦争の意義を知っていたのです。
市丸利之助 海軍中将。
知らない人が殆どでしょう。
恥ずかしながら私もつい最近知りました。
硫黄島で戦い、散華した軍人なのですが、その遺体の腹には手紙が巻き付けられており、米海兵隊員によってその手紙が発見されました。
『ルーズベルトに与うる書』と題された、時の米大統領フランクリン・ルーズベルトに宛てた手紙でした。
～～～ ルーズベルトに与うる書 ～～～
日本海軍市丸海軍少将が、フランクリン・ルーズベルト君に、この手紙を送る。
私はいま、この硫黄島での戦いを終わらせるにあたり、一言貴方に告げることがある。
日本がペリー提督の下田入港を機とし、世界と広く国交を結ぶようになった時より約百年の間、日本国の歩みは困難を極め、自ら欲しないにも関わらず、日清、日露、第一次世界大戦、満州事変、支那事変を経て、不幸にも貴国と交戦するに至った。
そして貴方は我々を好戦的であるとか、あるいは黄色人種の禍いであるとか、あるいは軍閥の暴走とする。
しかしそれは思いもかけない的外れなものといわざるを得ない。
貴方は真珠湾の不意打ちを対日戦争開戦の唯一つの宣伝材料としているが、日本が自滅から逃れるため、このような戦争を始めるところまで追い詰めらた事情は、貴方自身が最もよく知っているところであろう。
畏れ多くも日本の天皇は、皇祖皇宗建国の大詔に明らかなように、養正（正義）、重暉（明智）、積慶（仁慈）を三綱とする八紘一宇という言葉で表現される国家統治計画に基づき、地球上のあらゆる人類はその自らの分に従い、それぞれの郷土でむつまじく暮らし、それによって恒久的な世界平和の確立を唯一の念願になさったのに他ならない。
このことはかつて、
四方の海
皆はらからと 思ふ世に
など波風の 立ちさわぐらむ
という明治天皇の御製が、あなたの叔父であるセオドア・ルーズベルト閣下の感嘆を招いたことで、あなたも良く知ることは事実であろう。
我々日本人はそれぞれ階級を持ち、それぞれの職業に従事するけれども、結局はその職を通じ天業を補佐しようというのに他ならない。
我らはいま、物量に頼った貴方の空軍の爆撃や、艦砲射撃のもと、外形的には圧倒されているが、精神的にはついに豊かになり、心地はますます明朗になり、歓喜に溢れている。
なぜならそれは、天業翼賛の信念に燃える日本国民の共通の心理であるからだ。
その心理は、貴方やチャーチル君は理解に苦しむところであろう。
いま、ここに貴方達の精神的貧弱さを憐れみ以下の言葉を以て少しでも悔いることがあれば良いと思う。
貴方たちのすることは、白人、とくにアングロサクソンによって世界の利益を独占しようとし、有色人種をもって、その野望の前に奴隷としようとするものに他ならない。
そのために貴方達は邪な政策をとり、もって有色人種を欺き、所謂悪意の善政をとることで彼らから考える力を奪い、無力にしようとしてきた。
近世に至って日本が貴方達の野望に抗し、有色人種、ことに東洋民族をして、あなた方の束縛から解放しようと試みようとすると貴方達は日本の真意を少しも理解しようと努めることなく、ひたすら日本を有害な存在であるとし、かつては友邦であったはずの日本人を野蛮人として、公然と日本人種の絶滅を叫ぶに至った。
これは決して神意に叶うものではないだろう。
大東亜戦争によっていわゆる大東亜共栄圏が成立し、それぞれの民族は我らの善政を謳歌していることから、貴方達がこれを破壊することが無ければ、全世界に恒久的平和を招くことは、決して遠い未来のことではないだろう。
貴方達はすでに成した。
十分な繁栄にも満足することなく数百年にわたる貴方達の搾取から逃れようとしてきた哀れな人類の希望の芽を、どうして若葉のうちに摘み取ろうとするのか。
ただ東洋のものを東洋に返すということに過ぎないではないか。
貴方達はどうしてこのように貪欲で狭量なのか。
大東亜共栄圏の存在は、いささかも貴方達の存在を否定するものではない。
むしろ、世界平和の一翼として、世界人類の安寧幸福を保障するものであって、日本天皇の神意は、その外にはない。
たったそれだけのことを、貴方に理解する雅量を示してもらいたいと希望しているにすぎない。
翻って欧州の情勢をみるに、相互の無理解による人類の闘争が、どれだけ悲惨なものか、痛嘆せざるを得ない。
今ここでヒトラー総統の行動についての是非を云々することは慎むが、彼が第二次世界大戦を引き起こした原因は、一次大戦終結に際して、その開戦の責任一切を敗戦国であるドイツ一国に被せ、極端な圧迫をする貴方達の戦後処置に対する反動であることは看過すことはできない。
あなたがたが善戦してヒトラーを倒したとしても、その後、どうやってスターリンを首領とするソビエトと協調するつもりか。
世界を強者が独占しようとすれば永久に闘争を繰り返し、遂に世界人類に安寧幸福の日は訪れないであろう。
貴方達は今、世界制覇の野望を一応は実現しようとしている。
貴方達は得意に思っているに違いない。
しかし、貴方達の先輩であるウィルソン大統領は、その得意の絶頂において失脚した。
願わくば、私の言外の意を汲んで、その轍を踏まないようにして欲しい。
市丸海軍少将
この書はアメリカ海軍兵学校内アナポリス博物館に保管されています。
そして戦後米国内の様々なメディアで大きく取り上げられ、その思想は形を変え、世界人類の常識となっています。
翻って我が日本において、とても重要かつ教科書にも載っていなければおかしなくらい重要なこの書が、あまり知られていないのは残念な限りです。
