こんにちは!
神奈川県横浜市を拠点に交通誘導警備・イベント警備・施設警備を行っております、株式会社イージス代表の吉岡忠です。
今日は8月1日。
3年前の今日、息子がこの世に誕生しました。
2020年といえばコロナ騒動真っ只中の時期だったので妻の出産に立ち会うことも叶わず、息子との対面も退院の時が初でした。
初めて父親になるという出来事だけでも記憶に刻まれる出来事なのですが、この時は不思議な出来事が起こりました。
妻が妊娠中、梅雨だったのですが、雨の日い私が車を運転しているとき、突然こう口にしたのです。
「この子が生まれる日は晴れてるよきっと」
2020年は異例なほどに梅雨が長引き、7月の終盤になっても雨の日が続きました。
7月31日に陣痛が始まったとの連絡を受け、会社を飛び出して妻を病院まで送り、その日は部下たちの気遣いもあって私はそのまま家に帰りました。
立ち合いが出来ないことで私も気が気ではありません。
何も手が付かない。
妻からは
『苦しい!』『痛い!』『助けて!』
というメッセージが来ます。
出産のとき、女性はそれこそ命がけで闘っていますが、男は祈ることくらいしか出来ないのです。
夜中になっても息子はお腹から出て来ず、長期戦になりました。
私も家で横になりながらヤキモキしており、外からは大雨と雷の音が聴こえます。
まるで妻の壮絶な産みの苦しみを表現しているようです。
朝になり、妻からのメッセージが途絶えました。
もう産まれたのか?
妻と子は無事か?
病院からの連絡はまだか?
午前11頃、先程まで降っていた大雨が嘘のように止み、急激に空が晴れ渡りました。
私の携帯が鳴り、すぐに出ると病院からで
「おめでとうございます!元気な男の子です!!母子ともに健康ですよ」
との連絡でした。
まるで晴れ渡る空が息子の誕生を祝福してくれているようでした。
「この子が生まれる日は晴れてるよきっと」
妻のこの予感はまさに的中しました。
しかも驚いた事に、この日に梅雨明けが宣言されたのです。
2020年、コロナ禍真っ只中で自粛やら移動制限やらで世の中が暗く沈んでいるとき。
息子の誕生は我々夫婦にとって喜びを齎してくれる希望の光そのものでした。もちろん現在も。
あれから3年が経ち、有り難いことに息子は元気にすくすくと育ってくれています。
私の息子だけではなく、全ての子どもたちは世の中の宝であり希望の光なのです。