※当記事は、2024年5月3日に公開した記事に加筆・訂正したものです。
こんにちは!
神奈川県横浜市を拠点に交通誘導警備・イベント警備を行っております、株式会社イージス代表の吉岡忠です。
今日は5月3日、祝日です。
さて、何をお祝いする日でしょう?
1946年5月3日に日本国憲法が施工された日を記念して、この日を祝日として閣議決定されました。
憲法記念日です。
前年の1945年8月14日にソ連の宣戦布告を受けてポツダム宣言受託し、翌15日に昭和天皇が国民に向けて「大東亜戦争終結ノ詔書」(玉音放送)を読み上げ、敗戦した日本。
このあと、同年9月2日から1954年の4月28日まで日本は連合国の占領下でした。
この約7年間は日本のあらゆる重要事項の決定権は日本には無かったのです。
そんななか、日本国憲法は1945年11月3日に公布されました。
占領期に、しかも敗戦したたった2カ月半後に作られた日本国憲法が日本人の手によって作られた訳ではない事は、火を見るよりも明らかです。
※公開文書により、日本国憲法はGHQが作ったという事実が判明しています。
この日本国憲法の3大原理の中に『平和主義』というものがあります。
- 戦争の放棄
- 戦力の不保持
- 交戦権の否認
いわゆる憲法9条です。
平和主義といえば聞こえは良いですが、これは大東亜戦争に於いて白人に立ち向かった日本人が、二度と歯向かって来ないように作られた条文です。
軍隊を保持せず、国が自立する事は出来ません。
実際、各大国は核の保有による防衛をしているにも関わらず、日本のみが”自ら放棄する”と”決められて”いるのです。
私は戦争を肯定しているわけではありません。
しかし現実問題として武装をしないという事は、ノーガードで、いや両手両足を縛り付けてボクシングのリングに上がるようなものです。
”平和”という状態はある種の緊張状態の上にしか成立しません。
武装解除すれば敵が攻めて来ないなどというのは『お花畑思考』です。
憲法記念日。
GHQによって作られた、戦勝国の為の憲法が成立した日を祝日をするのはある意味屈辱です。
これを機会に日本国憲法成立の背景を、きちんと調べてみるのも良いかもしれません。