こんにちは!
神奈川県横浜市神奈川区を拠点に交通誘導警備・イベント警備を行っております、株式会社イージス代表の吉岡忠です。
「我々人間が、この世界に生まれてきたことに理由というものがあるんだろうか?」
そんな事、よく考えます。
きっとそれは"『ほんとうのこと』が知りたい"という私の強い欲求と繋がっているんだと思いますが。
『ほんとうのこと』を知る為に色々調べていくと、テレビや雑誌、教科書に書いてあったことが実は嘘ばかりで、我々は権力を持った一部の人たちにとって都合の良い幻想を見せられ、その幻想の中を生かされていただけなんだ、という事に気付きます。
そのことに気付いている人、或いは気が付きそうになっている人も実は結構いるのでしょうけれど、それでも未だ世界には貧困や差別、戦争が溢れています。
なんでだろう?
=生き方を変える事が怖いから。
答えはこれです。
これは生き物の本能ですから仕方ない事でもありますが。
『ほんとうのこと』を知るということは、それまでやって来た事が間違いばかりだという事を知る事でもあります。
つまり過去を否定するという事です("否定"というより"見方を変える"のほうが正確かも知れませんが)。
過去を否定して尚且つ『みんな』と違う生き方、考え方をしてゆくことにもなるので怖いことでもあります。
それなら『ほんとうのこと』から目を逸らして今までの生き方を延長する方がラク。
権力が見せる幻想の中で飼われている方がラク。
生き方を変えるという事は『世界を変える』ことでもありますから、そりゃあ大変です。
楽な方を選びたい、というのが『ニンゲン』の性です。
我々人間が、この世界に生まれてきたことに理由というものがあるんだろうか?
アウシュビッツを生き延びた心理学者、V・E・フランクルさんは言います。
「我々人間は生きる意味を問うてはならない。人生から生きる意味を問われているのだ」と。
私たち自身にこの世界に生まれてきた理由の決定権が委ねられているという事です。
この世に生まれてきた理由を自分で考える。
責任重大です。
しかし言い換えれば人生には無限の可能性がある、という事でもあります。
だとすれば、我々がこの世界に生まれてきた理由は、我々が生きる意味を自分で見つけ、自分で決定する為、という風に言えるのではないでしょうか。
どんな状況に於いても、全ての選択権・決定権は自分にある。
V・E・フランクルはそれを『態度的価値』と言いました。
その『態度的価値』は周囲の人たちの生き方にも影響を与えます。
だからこそ『価値』があるのですが。
ならばできるだけ高い価値を持った態度 = 選択をしたいですよね。
我々がこの世界に生まれてきた理由は、我々が生きる意味を自分で見つけ、自分で決定する為。
そんな自分になるには人格を磨き、成長しつづける必要があります。
その為に悩み、苦しむ事も多々あるでしょう。
しかし生きる意味を発見することが出来たなら、悩み・苦しみも大きな価値を持つものになるのです。
未だ戦争や貧困や差別で溢れる世界。
『生きる意味』を自分自身で決定する勇気があれば、そんな醜い世界を美しい場所に変える事も可能である。私はそう、信じています。