こんにちは!
神奈川県横浜市を拠点に交通誘導警備を行っております、株式会社イージス代表の吉岡忠です。
今日はここ数年、話題になっている『シュミレーション仮説』のお話をしたいと思います。
ご存知でしょうか?
シュミレーション仮説。
『この世は仮想現実なのではないか!?』という、オックスフォード大学のニック・ボストロム教授が提唱した説です。
解りやすいところで言うと、この世というものが映画『マトリックス』のような世界である、という大胆な仮説であり、米国の起業家であるイーロン・マスク氏も物理学者に依頼し、この仮説の信憑性を確かめてもらったところ、「この世が仮想現実でない可能性は100万分の1以下」という結論に至ったそうです。
どうでしょう?
ワクワクしませんか!!
まぁ、『オカルト』とか『厨二病』と捉える人も多いかも知れませんが(笑)
私はこの説が全く違和感なく"スッ"っとアタマのなかに入ってきました。
何故かと言えば、厨二病だからなのですが(笑)
いやそれもあるのですが(あるんかい!!)、私はお釈迦さんが大好きでして。
お釈迦さんは既にシュミレーション仮説を説いていたのです。2600年以上も昔に!!
『この世はバーチャル・リアリティー(幻想)なんだよ』って。
ヤバい。お釈迦さん、ヤバい。
私は『この世のほんとうのこと』に強い興味があるため、量子力学や脳科学、仏さんの教えをかなり調べているのですが、やっぱりこの世は幻想、或いは夢のようなものであると考えてます。
しかも、自分自身で作った夢です。
ストーリーから登場人物まで、全てを自分自身で作り上げた夢。
だけど苦しい事、悲しい事といった『負』の感情を引き起こすネガティブな出来事すらも全て自分自身が作り上げた幻想だ、なんて言われたら信じられませんよねそんな事。
だって、自分で自分の人生のストーリー作るのなら楽しい事、嬉しいことだけで構成しようと考えますよね。
わざわざ苦しい出来事や悲しい出来事を自分のストーリーに組み込もうなんて思わない筈。
だけど、ちょっと待って下さい。
この世がバーチャル・リアリティーで、映画やゲームのようなものだとするのならば、ずっと成功し続けるだけのストーリーなんて楽しめるでしょうか?
最高の感動ストーリーを作ろうと思うならば、ものすごく強い敵が現れて、どん底まで落ちて、這い上がって最後に成功する・・・みたいにしますよね?
もし、いまアナタが苦しんでいるのなら、『シュミレーション仮説』や仏教における『苦』の意味について調べてみると良いかも知れません。
新たな知見とともに、その苦しみにも意味があるということに気が付くでしょう。