こんにちは!
神奈川県横浜市を拠点に交通誘導警備・イベント警備を行っております、株式会社イージス代表の吉岡忠です。
世界的大企業のホンダ。
創業者である本田宗一郎氏は、私が尊敬する経営者の一人です。
恐らく日本の自動車メーカーの創業者では、最も有名な方なのではないでしょうか。
何故でしょう?
それは、創業者一代で世界的大企業にまでした人物だからです。
他の(日本の)自動車メーカーは、世界的企業になるまでには創業から何代目かを経て、やっとそうなっています。
自動車メーカーを除けば松下幸之助(松下電器)さん、盛田昭夫(SONY)さん、鬼塚喜八郎(アシックス)さんなどもおられますね。
創業者一代で企業を世界レベルにまで持ってゆく事は、凄まじい偉業です。
当然、とてつもなく強大なエネルギーが必要になるわけですから。
彼らのそのエネルギーは何処から来るのでしょうか?
普通の人とは違う、何か特別な才能を持っていた人なのでしょうか?
松下幸之助さんは言います。
「私が成功した要因は、貧しく、病弱で、学歴が無かったからだ」
↑
これだけの大成功者でも、特別な才能を持っている訳では無かったようですね。
そう。
上に挙げた成功者と言えど、我々と何ら変わりはない"普通の人"なのです。
では一代で世界的企業にしてしまうエネルギーが特別な才能で無いとしたら、その源泉は何なのでしょうか?
『夢』です。
成功者というのは例外なく必ず大きな夢を持ち、そしてそれを「必ず達成出来る」と信じて疑わない人です。
本田宗一郎氏はどこにでもあるような街の小さな自動車修理工場を始めたその日にミカン箱の上に立ち、少数の従業員に向かって
「本田技研工業は、世界一のメーカーになる!!」
と宣言したらしいです。
彼はそれを本気で信じ、ホンダが世界一の企業になっている未来を体感出来ていたからこその宣言だと思います。
それを聞いた全従業員は、当然やる気に・・・・なるなんて事はありません(笑)
「いやいやいや社長、さすがにそれは無理っしょー!!」
↑
これが普通の反応です。
因みに、このエピソードに感動した孫正義氏はソフトバンク創業初日に従業員に向かって
「ソフトバンクは将来、豆腐を一丁、二丁と数えるように利益を一兆、二兆と数えるような企業になる!!」
と宣言したら、翌日には全員退職してしまったそうです(笑)
はい。
成功者とそうでない人の違いはココなのです。
夢を持ち、心の底からそれを「達成出来る」と思えるかどうか。それだけなのです。
でっかい夢を語れば、人は笑います。
本田宗一郎氏も例外ではなく、「世界一になる!」と大きな夢を語っては多くの人に笑われてきたことでしょう。
しかし彼は自分を信じ夢を持ち続け、実際に世界一になったのです。
新しいことをやれば、必ず、しくじる。
腹が立つ。
だから、寝る時間、食う時間を削って、何度も何度もやる。
本田宗一郎