こんにちは!
神奈川県横浜市を拠点に交通誘導警備・イベント警備を行っております、株式会社イージス代表の吉岡忠です。
夢を持つことで心が変わり、心が変われば人生が変わります。
『奇跡』と言われる程の偉業を達成した人達は、夢を持っていたからこそ成し遂げる事が出来たのです。
『夢』を持つ事が大切である事はアニメでも漫画でもヒットソングでも云っていますし、巷に溢れるいわゆる『成功法則本』にも書いてあります。
しかし世の中を見回してみて下さい。
夢を叶えている人がどれ程居るでしょうか。
「あの会社に就職したい」とか「あのクルマが欲しいとか」とか「結婚したい」とか、そんな小さな『願望』の事を話している訳ではありません。
世間から賞賛されるような、大きな『夢』を叶えている人が、世の中にはどれ程居るでしょうか?
超少ないっすよね!笑
不思議に思いませんか?
これだけ『夢を持つ事が大事』といわれているのに、それを叶えている人が少数だなんて。
まぁ、これはシンプルに考えれば解かる事なのですが、単純にみんな『夢』に対してリアリティを感じる事が出来ていないんですね。
殆どの人が『夢』というものをスクリーンや漫画や歌の中にしか存在しない、現実離れした遠い世界にしか無い存在だと思っているからなんです。
子供の頃を思い出してみて下さい。
アナタは夢と現実の区別が出来ていなかった筈です。
自分は空を飛べ海を割り、星を掴めると思っていたのではないでしょうか?
子供の頃はそんな風に思えていたのに、成長してゆくにつれ『その時点では出来ない』事を知ってゆく。
これも大切な成長プロセスです。
しかし、そこで大事なのは飽くまで『その時点では出来ない』ことであり、『永遠に出来ない』ことではないということです。
悲しいかな、ここで『永遠に出来ない』と思わされてしまうのが今の教育です。
大概、子供が
「将来はプロ野球選手になる!」
「アイドルになる!」
「漫画家になる!」
と言ったところで
「まずは(学校の)勉強しなさい」で終わらされてしまうのが大半なのではないでしょうか?
残念ながら親や学校の先生は子供に対して良かれと思い、大きな夢に進むよりも"現実的な"将来像を持つ事を選択させてしまう、『善意のドリームキラー』なのです。
大人の、特に親の影響力は強大な訳ですから子供は親や先生の言葉を受け入れてしまい『その時点で出来ないこと』を『永遠に出来ないこと』にしてしまい、「夢は架空の世界にしか存在しない」という感覚をより強固にしてしまうのです。
これでは夢を実現させるどころか、"現実的"な選択ばかりをするようになり、夢を持つ事すら出来ないでしょう。
つまり"夢"に対するリアリティを放棄し、"現実"に対するリアリティを選択してしまうようになる。
先進国であるにも関わらず、日本の自殺者が多い理由もこの辺りと無縁ではない筈です。
そんな中、大人になっても夢を持ち続け、希望を持って進み続けられる人は稀有です。
たしかに大きなリスクや苦難が待ち受ける道ですが、"現実的"で安泰な道よりも遥かに魅力的で、心の成長があり、幸福が得られる道なのではないでしょうか。
たとえ志半ばで散ったとしても、明治維新の志士たちのように後世に良い影響を与えることが出来ます。
栄西禅師は
「宇宙は果てしないものだが、心は宇宙を越えて無限である」
と仰いました。
心の力を自覚さえすれば不可能な事ど何も無い、という事です。
夢にリアリティを感じ、覚悟と希望を持って進む人。
そういう大人が増えれば、世界の宝である子ども達にも素晴らしい未来を残せるのではないでしょうか。