こんにちは!
神奈川県横浜市を拠点に交通誘導警備・イベント警備を行っております、株式会社イージス代表の吉岡忠です。
人は一人で生きてゆく事は出来ません。
必ず何らかの共同体に所属しています。
『人間』と書くくらいですから、人と人との間で生きてゆくのです。
家族、故郷、そして『国家』という共同体。
地球…と書きたいところですが、残念ながら未だ戦争が各地で繰り広げられているこの星は、まだ世界は共同体と呼べるほど相互理解が進んでいません。
さて、共同体における最小単位は家族ですが、最も大切な共同体も家族なのです。
最小にして最重要。
しかし、家族は身近であるがゆえにその大切さにも気が付かないというのも本当のところです。
誰にだって反抗期は来るし、やがて親離れをしてゆく。
親を憎んだ時もあるかもしれない。喧嘩して疎遠になったこともあるかもしれない。
だけどアナタが失敗した時、挫折したとき、それを最も理解し、優しく受け止めてくれるのもまた家族なのです。
それは身近に居るときにはなかなか解からないもの。
距離が離れてゆくにつれ、家族の存在の尊さに気付くのです。
愚かにも私は両親が他界して初めて、そのことに気が付きました。
『あの世』と『この世』ですから、それだけの距離が出来て初めて気が付いた(笑)
そして自分が結婚をし、子どもが出来てなおさら『家族』という存在の重要度が大きくなったのです。
生きているうちにしか感謝の気持ちを伝えることが出来ません。
亡くなってしまえば墓前で伝える事しか出来ないのです。
そういう意味でお墓参りという習慣は、生前伝えらずに蟠(わだかま)っていた想いを癒すという、合理的なシステムなのかも知れませんね。
最小にして最重要な『家族』という共同体。
まだ届く距離のうちに、アナタが家族という存在の尊さに気づいてくれることを願います。