こんにちは。
横浜市を拠点に交通誘導警備を行っております、株式会社イージス代表の吉岡忠です。
先日、本屋さんであまりにカッコいい表紙の本を見つけたので即購入し、感動した本をご紹介いたします。
帯がまたカッコイイじゃないですか
不安と生きるか
理想に死ぬか
幕末の伝説的思想家、吉田松陰の思想や言葉を現代風に『超訳』した本です。
著者は池田貴将さん
コンサルティングやコーチを生業とされている方だそうです。
さて、吉田松陰といえば松下村塾。
たった2年半余りで高杉晋作や伊藤博文らを輩出した伝説的な人財育成機関です。
吉田松陰がなぜこれほどの短期間でそれだけの人財を輩出出来たのか。
松下村塾の入門生に言ったとされる、ある言葉です。
『私は貴方に教える事は出来ません。しかし共に学びましょう』
共に学ぶ。
この姿勢こそが人財育成のカギなのだと思います。
共に学び、共に成長する。
人間は自身が心の底から成長を望まない限り、幾ら他人から言われたところで変わる事は出来ません。
子供を育てる事も同じなのではないかと思います。
子供にこうしなさい、ああしなさいと言ったところで言う事聞かない(笑)
ただ、本人が本当に好きな事、夢中になる事はどれだけ止めてもやり続ける。
そして好きな事や夢中になれる事こそ、その人間の長所であり、人を喜ばせる事に繋がる。
一般の教育機関、つまり学校では逆の事しか教わりません。
あれはダメ。これは危険。そんなの無駄。これだけが正しい・・・
そんな事ばかり言われているうちにその人の長所や個性が消されていってしまうのです。
それが『一般的な学校』の教育です。
そういう教育環境で生まれるのは
『人罪』『人在』
良くて『人材』です。
共に学び、共に成長する。
その姿勢こそが『人財』を輩出する、理想的な『共育』なのではないかと、松陰先生から気づきを得ました。
『覚悟の磨き方』
素晴らしい一冊でした!!