こんにちは!
横浜市を拠点に交通誘導警備業務を行っております、株式会社イージス代表の吉岡忠です。
生きとし生けるもの、全ては煩悩を抱えて生きています。
煩悩とは?
生きようとするエネルギーそのものです。
仏教では煩悩の数は108つある、と言います。
除夜の鐘も108回鳴らしますね🔔
文字通り煩悩を『除く』ためです。
ここで疑問が生じます。
煩悩=生きようとするエネルギーを除いてしまうの?
つまり生きるな、ってこと?
そんな、殺生な(笑)
しかし、そうなのです。
残念ながら(笑)
仏教の祖、釈迦は『人生は苦である』と喝破しました。
この世に生を享ける事によって老いが生じ、病み、やがて死んでしまう。
もう、苦しいことばっかじゃん!笑
しかし釈迦はなぜ苦しみに満ちた生なのに人は、あらゆる生命は生きようとするのかを研究しました。
そして発見しました。
これだ!!
この、この108つあるコイツが原因だ!!笑
コイツが無くなれば、苦しみから抜け出せる。。。
あー、
あー、
なんか落ち着く。。。
幸せだなぁ(笑)
菩提樹の下でそんな思考実験をしていたら夜が明けていたそうです🌅
釈迦は『生きようとする欲求こそが苦しみの素』という事を発見したのです。
やっぱり殺生ですね(笑)
しかし釈迦はそこに永遠の安らぎ=涅槃=幸せを発見したのです。
生きようとするエネルギーは「生きよう」なんて思わなくても、生命には常に働いている訳であって、そこに執着することで苦しむ。
だったら手放せばラクになれるじゃん!!
幸福な人生を歩めるじゃん!!
と、いう真理を見つけたのです。
『ハレルヤ!』(笑)
ただ、この煩悩を手放すのは難しいです。
「生きよう」、「生きたい」の正体は自我という幻想だからです。
この幻想を発見した状態が悟りなのですが、長くなるのでそれについてはまた別の機会で(笑)
結局、何が言いたいのかというと(笑)
人は誰でも幸せになれる、その為には煩悩の正体を発見すればいい、ということです。
『人生は美しく、甘美である』 by釈迦