こんにちは!
横浜市神奈川区を拠点に交通誘導警備を行っております、株式会社イージス代表の吉岡忠です。
表題の言葉は中国の思想家、孫武が書いた戦術指南書『孫子の兵法』の中の言葉です。
紀元前500年くらいに書かれた書物で、未だに多くの解説書が出版される程に世界中で愛され、読み継がれている人類史に残る大傑作です。
国のリーダーや経営者は勿論、スポーツチームの監督、アスリートや芸術家なども、成功する為の道筋を考案するにあたってこの本を参考にしている方が多いようです。
私がこの偉大なる書物を初めて読んだのは十代後半の頃。
当時格闘技をやっておりまして、その世界で一番になる事を目指しており、
『成功してやる!!!』
と目をギラギラさせておりました(笑)
成功する為に何が必要だろう?
と考え、必死でウェイトトレーニング・・・・・・・はせず、古今東西の哲学、心理学、文学作品を読み漁りました。
格闘技で一等賞を目指していたのに、なぜかフィジカルよりもメンタルを鍛える方が重要だと思ったのです。
本屋さんで
『兵法』
このカッコいい言葉の響きに十代後半、中二病真っ只中だった私の心は鷲づかみにされ、内容を調べもせずレジへGO!!したのでありました。
はい。
『表紙買い』多いです私。
そして本を開いてみると・・・
ちょっとガッカリ。
敵を打ち負かし、叩きのめし、圧倒的な勝利をおさめる方法が書いてあると思ったのですが
やれ勝ちやすい相手に勝て、だの
不戦勝が最高の勝ち方だ、だの
敵の弱い部分を突け、という事が書いてあるのです。
中二病の絶頂だった私はそれらの言葉を読んで
『なんて軟弱な!!』
と感じたのでした。
もっと“マッチョな”ことが書いてあると思ったのに。
ガッカリしながらも読み進めているうちに表題の
彼(敵)を知り、己を知れば百戦危うからず
という言葉が現れたのです(当時私は『彼』ではなく『敵』と脳内変換しておりました)
それを読んだMr.中二病吉岡は
『はぁ!?敵の事なんかどーだっていいし。敵の研究をするなんて弱い奴のすることじゃん、自分の事しか興味ないしそんな暇ねーし、てか孫子って誰よもういいagkdflgjidhtvp12ふじこ@dsjふぁsdじggh!!』
ってなって、本を窓から放り投げてしまいました。
うーん、中二。
ナイス中二。
そんなもんですよね十代後半って。
え?
私だけですかそうですか。
まぁ、そんな感じで当時、この歴史的名著を窓から放り投げるという世界でも類を見ない愚行に及んでしまったのです。
時が経ち、それから数年後。
世界文化遺産級の書物を窓から放り投げた罰か、目指していた格闘技で世界一になる事は出来ませんでした。
私にとってそれはそれは大きな挫折でしたが、基本ポジティブな性格なので1日半くらい落ち込んですぐに次の目標を決めて歩き始めました。
長いので、続く。
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