こんにちは!
神奈川県横浜市を拠点に交通誘導警備・イベント警備を行っております、株式会社イージス代表の吉岡忠です。
「何故、この世というものがあるのか?」
「どうしてビックバンが発生し、宇宙というものが生まれたのか?」
「この世で起きる全ての事象は偶然なのか、それとも必然なのか?」
そういう事を考えながら生きている大人は少ないと思います。
ですが子どもの頃ならそういった事を誰もが不思議に思い、考えた事があるのではないでしょうか?
大人になるにつれ『常識』や『日常』に塗れて、好奇心を持って世界を眺める視点を失ってしまいがちです。
それが『大人になる』という事ならば、私は厨二病のままで在りたいと思っています(笑)
さて、現在の物理学で解かっている時点で宇宙の発生・ビックバンは『無』から発生したと云われています。
これに対する『大人』の反応は「へぇ~」です。
いやいやいやいや、コレってメチャメチャ驚異的な事でしょう!
何もないところから何かが生まれるんよ!?『無』から『有』が!!
そもそも『無』とは何でしょう?
人間は完全な『無』を想像できるのでしょうか?
例えば空っぽのコップ。
コップの中には『何もない』。たけど空気や、コップ自体は存在します。
例えば見渡す限り地平線の草木すら生えていない大地。ここにも大地、空、地平線が存在しています。
人は完全な『無』というものを想像すら出来ません。
つまり『無』という概念は『有』の不在によって初めて発生する概念です。
そうであるならビックバンによって宇宙が生まれた…のならば、その逆も真なりでビックバン以前の『無』の世界もビックバンによって同時に発生した事になります。
これは最新の物理学である量子力学からも類推できる事です。
量子は観測する事によって『波(可能性)』の状態から『粒(物質)』になる。
観測者と観測対象が同時に発生しているという事であり、片方が消えれば両方とも消えるという事でもあるのです
これを『不思議』と言わずして何と言えば良いのしょうか。
しかし『無』と『有』(ビックバン)が同時に発生したのなら、その『無』と『有』は何処から発生したのでしょうか!?
『無』という概念は『有』があって初めて発生する。『有』という概念は『無』あって初めて発生する。
その『無』と『有』自体を生む母体は何だという話になる。
結構ワケわかんなくなってます?笑
現代物理学者はその答えを東洋思想に見出しました。
『無』と『有』を包含する概念が、東洋思想にあったのです。
『空』。
そう、般若心経などに出てくる『空』という言葉です。
インドの大哲学者・ブッダが発見し、その後継者である龍樹(ナーガルージュナ)が完成させた理論です。
この大宇宙で起こる全てを事柄を包含する概念を、古代の哲学者は発見していたのです。
もう気が付いている人も居ると思いますが、これは人によって『神さま』だとか『創造者』とか呼んだりするものですね(^^)
実際、物理学の最先端の研究している学者さん程、『創造者』のような存在を信じるようになるそうです。
そして、最先端の研究をしている宇宙物理学の研究者達は、大人になっても子どものような好奇心を持ち続けている人でもあるのです。