こんにちは!
神奈川県横浜市を拠点に交通誘導警備・イベント警備を行っております、株式会社イージス代表の吉岡忠です。
いよいよ2022年も残りあと僅かになってまいりました。
今年も色々な事が起こりましたね。
ウクライナ戦争、参議院選挙、安倍晋三・元総理大臣の殺害事件。
そして完全にマスコミの報道や国会では無視されていますが、2022年における我が国の超過死亡者数は約15万人に上っています。
※超過死亡とは年間の死者の平均数を超える数値のこと
超過死亡が発生する年は大規模な自然災害、戦争、飢饉などが発生した年です。
2022年、我が国にそのような事が起きたでしょうか?
15万人もの超過死亡者です。
東日本大震災が起きた2011年ですら、そこまでの人は亡くなっておりません。
爆弾投下や大空襲があったかのような死者数です。
15万人もの人が死ぬ出来事があったのに何の対策もとらず、国会の議題にもならない国がどこにあるのでしょうか?
殆ど報道すらされないので、その事自体を知っている人がほとんど居ません。
超過死亡者数15万人。
2022年最大の出来事はこれ以外にありえないでしょう。
誰もそうは思っていないけれど・・・。
悲劇もここまでゆくと喜劇に思えてきます。
そして、ここで思い出す映画があります。
スタンリー・キューブリック監督作品・『博士の異常な愛情』。
とある指揮官の暴走により、人類が生み出した狂気的兵器・核爆弾が落とされてしまい、人類が滅亡への一途を辿る道筋を寓話的に描いたブラックコメディー映画の傑作です。
この作品の原作は元々『破滅への二時間』というシリアスな小説であったらしいですが、キューブリック監督は脚本執筆中にこのストーリーの中に喜劇的要素を見出しました。
ボタン一つ押すだけで地球上の生命体を絶滅させてしまうような兵器を発明出来る程に頭脳が発達しているにも関わらず、生命の目的である『種の存続』を途絶させるような愚行を犯しかねない人間という生き物は、考えてみれば確かに奇天烈な存在です。
現在の日本は、まさにブラックジョークのような状況です。
国民の安全を守り、国家を繁栄・存続させてゆくべき政府は国民に情報を流さず、犠牲を要求し、国際金融資本家に国を切り売りするような行為を続け、国民の大量死をまったく気にもかけないどころか容認すらしている。
亡国への一途を辿っているにも関わらず、沈没寸前の船で笑いながら手を振っているようないまの日本は、『破滅への二時間』ならぬ『破滅への二年間』かも知れません。