こんにちは!
神奈川県横浜市を拠点に交通誘導警備を行っております、株式会社イージス代表の吉岡忠です。
突然すみません、お釈迦さんの話をします。
彼はこの世の真理を追究し、その果てについに『悟り』の境地に至りました。
『悟り』とは『この世の真理』です。
今の世の中こそ、沢山の人が『この世の真理』を探究する姿勢を持たなければ大変なことになる、と思ったのでお釈迦さんの話をします。
『この世の真理』に興味がある人ってどれくらい居るんだろう?
「この世の真理を追究している」なんて他人に言ったら変人扱いされますから、おそらくかなりの少数派だと思います(=変人ですw)。
それはお釈迦さんが生きていた時代だって同じだったはず。
しかし彼は周囲の目を気にせず、制する声も聞かず、この世の真理を追究する旅に出たのです!!・・・変態ですね(失礼)
彼は王子であり、裕福な暮らしをしており、教養もあり、妻子もありました。
その全てを捨ててまで、『ほんとうのこと』を知りたかったのです。・・・なんという変態でしょうか!!(失礼)
彼をそこまで駆り立てた原因は、『四門出遊』という伝説になっています。
王子であった彼は、高い教養を持っていたのですが、お城の外側の世界、つまり世の中の事を知らない世間知らずのボンボンの超セレブ野郎(失礼)でした。
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セレブ釈迦像
そんなボンボンのセレブ野郎(以下セレブ)が、ある日、郊外に出掛けることにしたのです。
リムジンに乗り込んだセレブ。
車窓から初めて見る一般庶民の暮らしを見て、ショックを受けます・・・!!
歩くのも大変そうなお年寄りが苦しそうに労働しているのを見、救急車に病人が運び込まれるのを見、お葬式で人が亡くなっている光景を見たのです。
セレブ「なんてことだ・・!この世は苦しみで溢れてるじゃないか!!」
そう思って車窓から外の世界を眺めているうちに、背筋の伸びて清らかな表情をした、なんとも凛とした姿の人物が歩いていました。
セレブ「こんな絶望的な世界の中で、あんなに清らかな表情で堂々と歩いている人がいるなんて・・」
その人物の歩く姿の、何とも言えない美しさに感動したセレブ釈迦。
セレブ「じいっ!!車を止めてくれ!!」
セレブはリムジンから降り、その人物に駆け寄って声を掛けます。
セレブ「すみません!!こんな苦しみに満ちた世界の中で、あなたは何故そんなに堂々と、清らかな表情で歩けるのですか?」
お坊さん「私はね、この世の真理を探究する旅をしているんですよ。そのような大志を持っている人間にとって、外の世界で起きている事なんて些少(さしょう)な事なんです。気にならないんです」
ガーーーーン!!
城の外側の世界がこんなに苦しみに満ちた世界だったなんて、その苦しみに満ちた世界の中で、こんなに清らかな表情をした人が居るなんて・・・ダブルショック!!
セレブ「ぼ、僕も、アナタのようになれますかね!?」
お坊さん「うん、なれるよ。ただし、ちゃんと自分の脚で歩いて、自分の目で色々な事を確かめないといけないよ」
はい。
これが四門出遊の伝説です。めっちゃアレンジしてますが(笑)
苦しみに満ちた世界と、それに対極するような、凛とした姿で歩いていたお坊さん・・・。
どっちが本当なんだろう!?
セレブ、いや釈迦はそれを確かめる旅に出て、まさしく自分の脚で歩き、自分の目であらゆる事を確かめる旅に出て、真理を悟りました。
あの、町で見たお坊さんは一つの真理を知っていたのでしょう。
苦諦=苦しみは幻想なのだと。
はい。
今の世の中こそ、沢山の人が『この世の真理』を探究する姿勢を持たなければ大変なことになる、と思ったのでお釈迦さんの話をしました。