こんにちは!
神奈川県横浜市を拠点に交通誘導警備を行っております、株式会社イージス代表の吉岡忠です。
えー、昨日に引き続き今回も仏教ネタです。
タイトルの言葉は「法句経」の一部から引用しました。
人間社会を生きていると様々な問題が起こり、そこに悩みが発生します。
その悩みの大半は人間関係です。
人間関係で悩まない人は居ません。生まれつきの聖人君子でない限り・・・。
人間関係を上手にこなせる人ほど、人間関係で悩んだ過去があります。
人間関係で悩みに悩み、ようやく上手くこなせるコツを得ているのです。
ブッダも例外ではありません。
そのコツとは・・?
他人に期待をしない、という事です。
人間関係において発生する悩みは、他人に期待をしてしまう事に起因します。
人は、無意識のうちに他人に対して期待をしてしまいます。
「あの人ならこうしてくれる」「あの人なら解ってくれる」「あの人は助けてくれる」
これは幻想です。
こちらが一方的に相手に対し“この人はこういう人だ”という押しつけをしてしまうのです。
当然ながら自分と他人は違います。
にもかかわらず、相手を自分と同視してしまい、
「私がこう思うんだからあの人も当然同じように思うはず」
そんな事はありえないのに、そう思ってしまう。それが”期待”の正体です。
当たり前ですがその期待は裏切られます。
裏切られた期待の後にやって来るのは幻滅や怒りです。
当然、期待した相手との人間関係は上手くいかなくなりますよね。
そして悩む。
そこで心の処方箋です。今回のタイトルの言葉、
孤独に歩め 悪をなさず 求めるところは少なく 林の中の象のように。
この一文を私なりに分解してみます。
【孤独に歩め】自分には自分の、他人には他人の考えがある。それを尊重せよ。
【悪をなさず】他人へ期待をしてはいけない。
【求めるところは少なく】だから自分の想いを押し付けるな。
【林の中の象のように】それが人に対する慈悲の心である。
この一文はこういう意味も含有していると思うのです。
孤独に歩め、と聞くと何か寂しいように感じますが、これは『他人を尊重しよう、それが自分を大切にするという事だ』という意味があるのだと思います。
そう捉えると孤独=独立とも言えますね。
はい。
心が独立していれば、人間関係の悩みは消えます。
孤独に歩みましょう。
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