こんにちは!
神奈川県横浜市を拠点に交通誘導警備を行っております、株式会社イージス代表の吉岡忠です。
現在のこのコロナ禍で、伝統文化・そして経済がグチャグチャになっているのは皆さんも実感されている通りです。
12月現在、2020年に於ける自殺者は3万人近くに上っており、将来に希望を見いだせない人がそれだけ多いという事ですから、これは『国家』にとってもどん底の状況だという事です。
ただ、我々日本人にとってはこれが初めて経験する『どん底』ではありません。
近年でいえば関東大震災、大東亜戦争(第二次世界大戦)、阪神大震災、東日本大震災と、様々な災禍を経験しています。
国家に於ける災禍や不況は、個人に置き換えれば不幸や病気です。
つまりいま日本(世界)は病気の状態という事ですが、この『病気』をどのように捉えるかが大切です。
現代社会を生きる大半の人にとっては病気=悪いものですが、東洋医学では『生命力の発現』という捉え方です。
病気になることはそれまでの日常生活、引いては生き方に間違いがあったという事を教えてくれるサインであり、生き方を正す機会という考え方なのです。
そのように病気という現象を捉える事が出来る人は快復も早く、病気以前にも増して元気になる例が多いようです。
ではもう一度『国』のレベルに戻しましょう。
東洋医学的な考え方をするならば、現在のコロナ禍は日本(世界)が病気の状態であり、様々な『間違い』があったから発現したものと言えます。
この病は大東亜戦争に近いくらいに深刻な病だと、私は思っています。
日本(世界)が、これまでの『生き方の間違い』を自身で認める事が出来るかどうか。
それが今後の回復の遅速を決めるでしょう。
つまり我々国民一人ひとりの自覚に懸かっているという事です。
翻って現代医学では病気いうのは忌むべきものであり除去したりクスリで抑えたりするモノですね。
病気を『生命全体のシステムの中で起きている現象』と考えるのではなく、"機械の部品の故障"みたいな考え方です(対症療法っていいます)。
しかし、それでは根本的な解決はしません。癌などで顕著ですが、だからよく『再発』してしまうのです。
私は、やはり病気は東洋医学的アプローチで対応すべきだと考えます。
コロナ禍を終わらせる事が出来るのは、クスリ(ワクチン)でもなく、お医者さん(権力者)でもなく、我々一人ひとりがこれまでの"生き方の間違い"を認め、この災禍の原因を正しく捉えることが出来るかどうかです。
皮肉なようですが、これまでの生き方の間違いを認めて初めて、普段の生活を取り戻すことが出来るでしょう。
しかし、その時取り戻した『普段の生活』は、コロナ以前とは全く異質であり、東洋医学の考え方で病気を経過した人のように、より『健康な』生活の在り方になっているでしょう。
現在の逆境はより良くなる為の絶好の機会なのです。
我々日本人はそうやって様々な災禍を乗り越えて来たのですから。